日本型ウォーポルノ市場の拡大とかそういう話(『デスニードラウンド』『デストロ246』を読んだよ)

おはようございます。なんでか店仕事でグッダグダに疲れて脳味噌だけ生きてる状態なので漫画ダラッダラ読んでた。『デストロ246』。
いや漫画だけじゃバランス取れないんで枕元の「もっかい読もう棚」から『デスニードラウンド』も手に取ってた。
Twitterでフォローされてる人はこのセレクトでお気づきかと思いますが、例によってオタクフィクションの作品紹介に名を借りたテメーの性癖押し付けトークなのでビジネス書満員電車で読んで意識高める系の連中は帰れという感じです。


両作品のウリをまとめると

『女子が銃器で殺す。慈悲は無い』


以上!


多分『ブラック・ラグーン』『ガンスリンガー・ガール』のアニメ放映あたりからくすぶってたマーケットではあるんですけど、遂にここまでパーソナルな燃えと萌えをぶっこんだ作品企画がオタクカルチャー向けに稟議通るんだ、って考えるとゾクゾクくる感じはあるのです。無論そのウラには作家が過去作で叩き出した営業成績とか媒体効果、ってモンが当然あるハズですが。

ちなみに『ストパン』『ガルパン』『艦これ』の流れとは隔てて考えるべきだと思ってますこの2作。
だってデスニードラウンドの冒頭部、こんな一文が出てくるんだぜ。こういうノリをどっかで持っておこうっていう作品、俺は好きだ。

『(主人公の背負った)借金は死ぬまで股を開き続けるか、どこぞへ内蔵を売り飛ばすか――最悪それらの合わせ技でようやく返済』
うぉおぉおーい!(映画1984の2分間憎悪ポーズで絶叫)

デストロ246に至っては暴対法(多分)で解散したヤクザの娘が表向き黒髪丸眼鏡セーラーっていうオタクマーケット的記号をとりあえず保ちつつも、メタルアクセジャラッジャラいわせつつレズファック三昧(らしい。しかもデフォは3P)。
うぉおぉおーーいっ!(くしゃっと輪ゴムで丸めた20ドル札を持ってステージがぶり寄り)

たぶん同じご趣味の男児オタはここらへんでビーンとアンテナくるんだと思います。他人の性癖とか知ったこっちゃねぇですが。

往々にして、人間が持つダークサイドの発散、をやらかしてるフィクションはアタリが多いわけで、逆にこういうの妄想上で発散できないとヤバい人間になりますよねぇ。具体的に言うとヨメコドモにDVぶっこいたりとか、そういうの。
更にこのへん極めていくと伝説のハードバイオレンスマンガ『バクネヤング』とかになったりするんですが、あれと『国民クイズ』に関しては別エントリで吐き出したい。ぐはー。

で。一月前のエントリが下書き状態のままだったんで今出す。なんでこんなとこに入ってたんだ(脳が弱いから)。